国土交通大臣政務官への要望活動2016.11.28
カテゴリー:イベント情報&活動記録 新着情報11月28日、関係6県が参画する「奥羽新幹線建設促進同盟会」、「羽越新幹線建設促進同盟会」の取組みとして、両同盟会の会長である吉村知事を先頭に、秋田県の佐竹知事にも初めて参加いただき、新潟県の寺田副知事のほか、青森県、福島県、富山県の代表者により、国土交通省の根本幸典大臣政務官及び藤井比早之大臣政務官に対し、奥羽・羽越両新幹線の建設促進に向けた要望を行いました。
要望に際し、吉村知事からは「地方創生の実現や、東日本大震災を踏まえたリダンダンシー確保など国土強靭化の観点などから、奥羽・羽越両新幹線の整備が必要不可欠」ということをお伝えするととも に、佐竹知事からは「ミニ新幹線では速達性や安定輸送の面で限界があることや、東北でも特に山形県と秋田県は交通インフラ整備において他地域との格差がある」との発言がなされるなど、沿線地域の課題と奥羽・羽越新幹線の早期実現の必要性などについて両政務官にお伝えしました。
根本政務官からは、「利便性、定時性の点からも新幹線整備は必要と考えており、来年度予算において、今後の地域間の幹線鉄道のあり方についての調査経費を要求しているところ。その調査の中で整備新幹線の後をどうするかを勉強し、皆さんと相談しながら進めていきたい。」とのコメントを、また、藤井政務官からは、「日本海側はインフラ整備において格差があるということや、新幹線による経済効果は非常に高いということを踏まえながら、今後の新幹線整備に向けた取組みを進めていくものと考えている。」とのコメントをいただきました。
山形県庄内地区羽越新幹線整備実現同盟会の発足、山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟セミナーin庄内の開催2016.11.02
カテゴリー:イベント情報&活動記録 新着情報フル規格の羽越新幹線の早期実現を目指す、庄内地域の自治体・経済界等による「山形県庄内地区羽越新幹線整備実現同盟会」発足にかかる総会※が三川町で開催されました。
総会の開催にあたり、会長の榎本鶴岡市長からの「庄内地域においても県と一体となって羽越新幹線の早期実現を目指す」とのあいさつの後に、吉村知事は「庄内地域の関係者の皆様の今後の取組みに大いに期待し、また、庄内の皆様と一緒に取組みを進めてまいりたい」と祝辞を述べました。
※既存の「羽越本線新幹線直通促進庄内地区期成同盟会」を改組する臨時総会
総会に引き続き、「山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟」主催の『「フル規格新幹線で地域活性化」セミナーin庄内』が同会場で開催されました。
開催にあたり、吉村知事は「本セミナーを通して、フル規格新幹線への理解を深め、それぞれの団体の具体的な取組みを考えていただくきっかけとなることを期待する」とあいさつしました。
その後の講演会において、北陸経済研究所の藤沢和弘 調査研究部担当部長より、北陸新幹線開業を例にして、フル規格新幹線の意義や、その実現に向けて地域に必要となる取組みなどについてご講演いただきました。
◆会場:いろり火の里 文化館 なの花ホール 1階「多目的ホール」
◆内容:①羽越本線新幹線直通促進庄内地区期成同盟会臨時総会(10:00~10:15)
②山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟『「フル規格で地域活性化」セミナーin庄内』(10:30~12:00)
・基調講演講師:一般財団法人 北陸経済研究所 調査研究部 担当部長 藤沢 和弘 氏
・演題:「新幹線開業に向けて、地域に求められることとは~北陸新幹線の開業を例に~」