『日経地方創生フォーラム』への参加2018.02.20
カテゴリー:イベント情報&活動記録 新着情報 奥羽・羽越新幹線の整備に向けての世論喚起や、政府関係者等の理解促進を図るため、吉村知事をはじめ、県内各界の代表者が、『日経地方創生フォーラム』(会場:日経ホール(東京都千代田区))に出席し、「地方創生の基盤となる奥羽・羽越新幹線の実現」をテーマに、セッションを行いました。
セッションにおいては、はじめに、吉村知事を講師として基調講演が行われ、その後、吉村知事と県内各界の代表者の皆様に加え、芝浦工業大学工学部の岩倉成志教授をコーディネーターに迎え、奥羽・羽越新幹線の意義や必要性、実現に向けた地域の取組みなどについてパネルディスカッションで意見を交わしました。
基調講演、パネルディスカッションを通して、吉村知事は、地方創生の実現のため、フル規格新幹線の整備が不可欠であり、とりわけ、新幹線整備で歴然とした格差のある日本海側への整備が必要である旨を説明するとともに、JR東日本が現在進めている山形新幹線の福島~米沢間のトンネルの事業化に関して、JR東日本や国と協議を進め、これをフル規格新幹線実現の足がかりとしていきたいと述べました。岩倉教授からは、「難工事となる福島~米沢間のトンネルについて、フル規格仕様で先行的に整備していくことが奥羽・羽越新幹線を実現していく上でも非常に重要とのご発言がありました。
このほか、パネルディスカッションにおいて、金山町 鈴木町長から「インフラ整備とともに、地域におけるストック効果を高めるための取組みの重要性」、県観光物産協会 佐藤専務から「両新幹線実現によるインバウンド拡大への期待」、米沢商工会議所女性会 清川会長から「両新幹線実現のための観光地の魅力づくりに向けた取組み促進」、日本青年会議所東北地区山形ブロック協議会 星川直前会長から「両新幹線実現に向けた署名活動展開による県民意識高揚」、㈱オリーブ 橋本代表から「両新幹線実現による若者の地元定着促進への期待」などの意見が述べられました。
今回の日経地方創生フォーラムへの参加を通して、奥羽・羽越新幹線の必要性や意義を内外の多くの皆様に広くお伝えするとともに、地域の関係者の皆様との団結が深められた、非常に有意義な会となりました。
主催
日本経済新聞社
日時
平成30年2月20日(火)10:00~17:00
※本県では、全体のプログラムのうち、「セッション2」(13:00~14:30)に参加
会場
日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 「日経ビル」3階)
プログラム
- 13:00 開会
- 基調講演(~13:20)
- 演題:「地方創生の基盤となる奥羽・羽越新幹線の実現に向けて」
- 講師:山形県知事 吉村美栄子
- 13:20 パネルディスカッション
- パネリスト 山形県知事 吉 村 美栄子
- 金山町長 鈴 木 洋
- 山形県観光物産協会専務理事 佐 藤 嘉 髙
- 米沢商工会議所女性会会長 清 川 千賀子
- 日本青年会議所東北地区
- 山形ブロック協議会直前会長 星 川 務
- 株式会社オリーブ 代表取締役 橋 本 道 春